3/19/2021

クサノオウ7月26日の誕生日の花言葉で想いを伝えよう

クサノオウの誕生日の花言葉で想いを伝えよう

クサノオウ

クサノオウ(草の王、瘡の王草の黄)
花言葉 : 思い出

クサノオウはユーラシア大陸及びその周辺地域と北アメリカの広い地域に
自生するケシ科の越年草です。
クサノオウは秋に種ができ、その種は散布されてからすぐに発芽します。
地中に根を張り地面に添うように葉を広げてそのまま越冬する。
 
日本では沖縄を除き北海道から九州まで広く自生しています。
荒れ地や道端で見かける雑草と何ら変わりないように見えますが、
その薬効の高さは古くから評価されています。
 
クサノオウは人里に生える野草の一つで秋に芽吹き冬を越え春になると
真っ直ぐな茎を伸ばし80cm位に育ちます。
雑草と変わらないクサノオウはその薬効や毒性、名前の多さは植物としても
珍しい特徴を持っています。
 
花は直系は2cmほどの黄色い小さな花です。
多数の黄色いおしべと1本の緑色のめしべがあります。
開花時期は5月〜7月頃で花は基本4枚の花弁を持ちますが八重咲きになっている
ものもあります。 
 
クサノオウの種にはアリが好む白い脂肪の塊が付着しており、
アリはこの脂肪の塊を食べるために巣へと運搬します。
結果クサノオウの種は本体から遠く離れた場所で繁殖できるのです。 
 
クサノオウは地域により呼び名が種々あります、
漢字をあてると「草の王」「瘡(くさ)の王」などが有名です。
これはクサノオウが持つ薬効が皮膚病に効くとされていたため、薬草としての
効果の高さから薬草の王とされたり、皮膚病を表す瘡(くさ)という字を
あてられたりしたものといわれています。
 
その他の呼ばれ方としてはタムシグサ、イボクサ、ヒゼングサ、チドメグサなど、
その呼ばれ方は地域によってさまざまです。
その多くは皮膚病の外用薬として使われたことに由来するといわれています。
 
クサノオウを傷つけると黄色い液体が出ることから「草の黄」とも呼ばれます。
この黄色い液体には毒性があり、かぶれてしまうことがあるので不用意に
触れないようにいたしましょう。
 
クサノオウ全草に毒性があるため草そのものに触れるだけでもかぶれることが
あるので要注意です。
誤って口に入れてしまうと嘔吐、呼吸困難、末梢神経麻痺、昏睡などの症状を
起こすことがあります。 
 
生薬としては白屈菜と呼ばれています。
学名はギリシャ語のツバメに由来しますが、これは母ツバメが子ツバメの
視力を高めるために使ったという伝承によるのです。
実際にツバメが使ったかどうかはわかりませんがクサノオウの薬効の高さを示す
事柄といえます。 
 
クサノオウの全草を刈り取って天日干ししたものが生薬の「白屈菜」です。
刈り取りの時期は夏~秋の間です。
煎じて湿疹などの皮膚疾患の患部を洗うと治るといわれています。
いぼやたむしなどには草のしぼり汁を何回かに分けて塗布するという利用法があります。
胃がんなどの鎮痛剤に使われたこともあるという記録がありますが、
クサノオウはとても毒性が強いので民間での使用はおすすめできません。
 
古くからこの草は皮膚病の治療や内臓疾患の痛み止めとして民間で使われてきました。
その毒性は強く、素人が簡単に手を出してもよいものではありません。
クサノオウを薬草として用いる場合は必ず専門家の指導のうえで安全面に
配慮して使用することが必要になります。 


草ノ王(クサノオウ) クサノオウの花。東北の気仙沼大島は花の時期が遅いようです。【気仙沼 ...

7月26日の誕生花は下記の6種です、各々の花は複数日の誕生日の花
にもなって居るので花の詳細は花名をクリックして下さい。

《7月26日の誕生日の花言葉で想いを伝えよう》
ブーゲンビリア・・・・・・情熱、魅力、あなたしか見えない
クサノオウ・・・・・・・・思い出
ニガヨモギ(苦蓬)・・・・冗談、からかい、平和
ハルシャギク(波斯菊) ・・上機嫌、陽気、常に快活 
ラークスパーのピンク色・・信頼、軽快
マダガスカルジャスミン(ステファノティス) ・・ 清純、清らかな祈り


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